昨年より四半期に一度安全パトロールを行っています。今回は平成28年度の第1回目として5月2日に実施しています。
パトロールは社長をはじめとする各責任者が重機等をチェックし、点数化することによって行います。
人によって重機の点検や扱い方は様々です。暇さえあれば掃除してきれいにする人もいますし、油漏れやボルトのゆるみがあっても気づかない人もいます。こういった小さな意識の違いが、小さな危険や事故につながり、それがまた大きな事故へとつながる可能性があります。
人は慣れると怖さを感じなくなってしまいます。
例えば、飛行機に最初に乗るときはみな若干の恐怖があったと思います。それが何度も乗っているうちに一切の恐怖を感じなくなります。これは飛行機が飛ぶ理由や構造を理解したから恐怖がなくなったわけではなく、単純に何度も乗っても落ちなかったから今回も大丈夫と考える為、恐怖を感じなくなってしまうと言われています。
少々ミラーが汚れていても、アームやブームが汚れて亀裂が確認できなくなっても、ボルトが緩んでいても、これまでずっと大丈夫だから今日も大丈夫、と思ってしまいがちです。
もう一度安全についてしっかり見直し、人知れずしっかりやっている人を評価し、そうでない人に意識を向けてもらうためにも、今後このような取り組みは続けていきたいと思います。